金井久成監督作品 短編映画「笑ってられるか」YouTubeにて公開決定!

 

 

笑ってられるか

 

この度、金井久成監督作品 短編映画「笑ってられるか」をYouTubeにて公開することが決定致しました。

短編映画「笑ってられるか」は、2020年5月6日の試写イベント「ラフ&ラブ」にて上映予定しておりましたが、新型コロナウイルスの影響によりイベントが中止してしまったため、このような形で公開する運びとなりました。

試写イベント「ラフ&ラブ」で同時上映を予定していた短編映画「隻眼の愛」につきましては、上映時期・劇場詳細は未定ですがタイミングを見計らい公開致します。

 


 

 

【短編映画「笑ってられるか」】

 

予告編

 

 

本編映像

9月15日、YouTubeにて公開。

 

 

プロローグ

 

ぼくがまだ絵を描くことが大好きで仕方なかった、小さな頃。
なんでもないことでよく笑っていた母は、
「晩ごはん、チンして食べてね」と同じくらい
何も背負わず、ぬるま湯につかるように、

「人は死にたくても簡単には死ねないのよ。」
と言った。

ぼくには兄と妹がいる。
兄は、早くにグレて家を飛び出していった。
その数年後に、久しぶりに帰ってきた兄は生まれたばかりの子供を抱いた女性と一緒だった。

「普通の家族がほしかった。」というようなことを、
兄が、誰かに言っているのを、ぼくは聞いていた。
さらに数年後、兄は離婚して、法外な慰謝料を請求されていた。
兄は、ぼくに清々しく言った。

「ただ生きることが死ぬほど大変なんだとわかった。」

妹は今年、大学に入学する。
妹だけが唯一、まともな学歴を手に入れられるようだ。よかった。
どこか抜けているというか、悟りを開いたかのような目をしてる気がする。
母から聞いた話では、どうやら最近、15歳上の男と付き合いだしたらしい。

ぼくは簡単には死ねないことも、生きることが死ぬほど大変なことも家族に教えられた。
だから僕は、妹のように、さざなみ一つない、静かな安定した生活が一番だと悟った。

そんな、安定的に給与と退屈が手に入る、いわば半自動運転な日常のなか。
兄から、珍しく留守電が入っていた。

「かあさん、・・死んじゃったよ。」

 

 

制作

 

《監督・脚本・撮影・編集》
金井久成

《キャスト》
増田祥太郎、阿部大将、安本祐基、浮田恵梨子
田丸大輔、大山大
坂本憲子、古川慶太
戸ヶ崎遥斗、戸ヶ崎梨花

村瀬学、太田章、榊原卓士、北祐貴、谷松香苗、古山紘基、山城友貴
天野裕陸、夏川未羽、宮城昇太、船川桃花

《撮影助手》
佐藤隼

《録音》
阿部大将、吉田大蔵

《録音助手》
金井久成

《照明》
金井久成

《照明助手》
阿部大将、吉田大蔵

《美術》
阿部大将

《制作》
吉田大蔵

《制作助手》
阿部大将、古川慶太

《車両》
阿部大将

 

 


 

 

Proof of the manとは

Proofoftheman

2017年、「Proof of the man」を結成し、現在は映像制作を中心に活動中。
メンバーは阿部大将金井久成夏川未羽、Direction を務める吉田大蔵で構成。
企画から制作において、キャスト・スタッフも自らで行なう。
今後はより多くの人達と表現活動を通じ「短編映画」を主に展開していきたいと考えている。

 

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